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【5種類】ゴールドペン比較

  • 執筆者の写真: rie kanai
    rie kanai
  • 2019年5月6日
  • 読了時間: 12分

Saiシリーズ:ゴールド(制作中)
金井梨江|Saiシリーズ:ゴールド(制作中)


キラキラ好きの私の制作にはすっかり欠かせなくなった、ゴールドのペン。

以前から色を気に入って使っていた相棒ペンもあったのですが、さらなる使いやすさを求めて、これを機に新たな相棒を探すことにしました!

私の独断と偏見で選出された5種類のペンにエントリーしてもらい、比較大会を行おうと思います‼️







こちらが選手のみなさん(笑)

上から、エントリーナンバー、

①KRYLON 18KT. GOLD LEAFING PEN

②三菱 ペイントマーカー

③STAEDTLER metallic marker

④ぺんてる筆 金の穂

⑤ZEBRA マッキーペイントマーカー

です‼️


今回は、ゴールドの色味、メタリック感、細かい表現のしやすさを重視して、比較していきたいと思います‼️

紙はコピー用紙を使用しました。


早速順番に見ていきましょう💨💨💨



 

エントリーナンバー①

KRYLON 18KT. GOLD LEAFING PEN



何を隠そう、このクライロンさんが、今までの私の相棒でした。


何と言ってもゴールドの色味が美しい‼️

黄色に逃げない、深みのあるゴールド。

赤味すら感じるけれども、きちんとコッパーではなく、THE ゴールド

まるで箔押しのごとく、ギラギラのメタリック感‼️

色味だけで言うと、私個人的には理想のゴールドペンなのです✨






金井梨江|Saiゴールド(sold)

ちなみにこちらが、クライロンさんで描き上げた作品。

333×333mmのキャンバスです。

2017年の初個展の際、色違いのシルバーの作品と共に、お嫁にもらわれていきました...🙏💕


今思えば、ブツブツのキャンバス地によく描いたなと思いますwww

しかし苦労させられたのは、キャンバスのブツブツだけではなかったのです。

これだけの細かい作業をするには、クライロンさんは向いていない、何故ならば...!







ご覧の通り、横幅のある平たいタイプのペン先なのです‼️

もちろん開封したててあれば、角が立っているので、ある程度細い線も描けます。

しかしながらこのペンは、ペン先を押してインクを出すタイプ。

使っていく内に、どうしてもペン先がもそもそになり、線はどんどん太くなります。

それだけでなく、角などのペン先の一部しか使っていないと、他の部分が乾燥してしまい、いずれ描けなくなってしまいます。

インクをアルミホイルに出し、爪楊枝にとって描くと言う苦肉の策に出ることもありました...。




しかしそれはあくまでも、私の使い方にはこのクライロンさんは適していないというだけで、素晴らしいペンには変わりありません‼️

お値段も素晴らしく、1本1300円程します。

(定価はちょっと分かりません💦Amazonでは、在庫が少ないなどの理由からなのか、4000円もしくはそれ以上することもあります。そこまでくるとちょっとばからしい気もしますね...)


ペン先の太さは、

寝かせた状態で3〜4mm。

立てて2mmほどです。

使うほど誤差は出るでしょう。




しかしながら、このメタル感は実に見事です🏅✨

細字タイプが登場することを願わずに入られませぬ...😍🙏💕



  エントリーナンバー①

  KRYLON 18KT. GOLD LEAFING PEN

  まとめ

  • 色:赤味のある本格ゴールド

  • メタリック感:★★★★★

  • ペン先太さ:太3〜4mm / 細2mm(ペン先の磨耗度合いに依存)

  • ペンタイプ:押してインクを出す平角タイプ。油性。

  • 値段:1300円前後(変に高値が付くこともあるので、よくリサーチすることがオススメ。)

  • 備考:細かい作業には向かないが、メタル感・色重視ならオススメ。ペン先の乾燥に注意



 

エントリーナンバー②

三菱 ペイントマーカー



お次は三菱ペイントマーカー。

今回は細字丸芯で比較します。

こちらもクライロン同様、カチカチ振って、インクをペン先で押し出すタイプ。

油性で不透明のインクです。


色味としては、赤味もあってクライロンに近いですが、同じくクライロンと比較すると、メタル感はかなり劣ります

そのため、ゴールドというよりは、ちょっと光るブラウン...みたいにも見えてしまいます。







ペン先は、シンプルな丸タイプ

『細字』を名乗っておりますが、これだけ先が丸々していると、私の望む細かい表現には向いていないかなあ...といった感じです。


ちなみに開けたキャップは、逆サイドにはハマりません💦

手で持つか、なくさないようにどこかに置いておかなければならないのが、個人的には面倒なところ。








写真ではちょっと分かりづらいですが、線の細さはほぼ1mm

1mmをちょっとはみ出るかな〜?くらいの細さです。

字を書いたりするには、十分書きやすい、優秀な細さではないでしょうか!

ただ、クライロン同様、ペン先を押してインクを出すタイプなので、使っている内に、多少はもそもそしてきて誤差が出てくるのではないかと思います。








角度を変えて撮影した写真がこちら。

結構光っているように見えますが、実際はもう少し地味な感じです。

例えるなら、クライロンがギラギラのラメだとしたら、三菱はうっすらパール...。

(三菱さんごめんなさい、あくまでも私の好みです💦)



  エントリーナンバー②

  三菱 ペイントマーカー

  まとめ

  • 色:やや赤味のある、ブラウンっぽいゴールド

  • メタリック感:★★☆☆☆

  • ペン先太さ:約1mm(ペン先の磨耗度合いに依存)

  • ペンタイプ:押してインクを出す丸芯タイプ。油性。不透明。

  • 値段:定価200円(税抜)

  • 備考:中字丸芯(200円)太字角芯(300円)タイプもあり



 

エントリーナンバー③

STAEDTLER metallic marker



お次は、かの有名なステッドラーさん!

ドイツの有名な筆記具メーカーですね。

美大の受験を経験した方なら、ステッドラーの青い鉛筆を、一度は使ったことがあるのではないでしょうか?


そんなステッドラーから出ているメタリックマーカーシリーズ、いろんな色があるようで、シルバーはもちろん、ブルーやグリーンなどのカッコいい色も揃えているようです!

今回はもちろん、ゴールドさんで比較します。







ペン先は丸タイプですが、三菱と比べると、ペン先が少しシュッと細くなっているのが分かります。


そして今までのペンとは違い、こちらはカチカチ振ったり押さずに、そのままさらさら描けるタイプ。

とっても手軽に使える仕様になっています。










ペン先の太さは、普通に線を引くと2mm弱あります。

この写真には載せられませんでしたが、ペンを立てて使うと1mmほどの細い線も引けます


三菱と違って、ペン先が多少シュッとしているので、三菱よりは細かい描写がしやすい印象です。


インクは水性で不透明です。

インクが裏写りしないというのが強みですね。







しかしながらこのステッドラーさん、申し訳ないのですが、私の求めている基準ですと、ゴールドの色味、そしてメタリック感が圧倒的に足りない‼️


色味は青味がかった黄土色のような、何とも表現し難い色。

そしてメタリック感はほぼ皆無

うっすらシャイニーだね...といったような感じ。

黒い紙には、映えそうですね。


あくまで私個人の好みからすると、ちょっと期待外れでした。

青い鉛筆が大好きだったので、ちょっと残念(´・ω・`)💦



  エントリーナンバー③

  STAEDTLER metallic marker

  まとめ

  • 色:青味がかった黄土色

  • メタリック感:★☆☆☆☆

  • ペン先太さ:約1〜2mm

  • ペンタイプ:丸芯タイプ、やや先細。水性。不透明。裏写りなし。

  • 値段:定価200円(税抜)

  • 備考:黒い紙が向いているかも!



 

エントリーナンバー④

ぺんてる筆 金の穂



お次はちょっと異色のぺんてるさん!

その名も金の穂‼️

筆ペンタイプのゴールドペンです。


私の制作には向いていないと分かっていながら、好奇心に負けて、ついつい買ってしまいました(笑)

筆ペンってなぜテンションが上がるのでしょうか...私だけ?(笑)









ペン先はこのようになっております。

どこからどう見ても筆ペンですね(笑)

反対側のクリアーな部分をノックしてインクを出します。


ちなみになのですが...。

キャップを外して、クリアー側にはめる時、わずかにノックされます。

つまり、使用する度に、適度なインクが染み出してくる作りなのです

素晴らしいですね‼️

さすがはぺんてるさん‼️

日本が誇らしくなる瞬間ですわ...。





あまり参考にならないような線を描いてしまいましたが(笑)

ペンの太さは、軽く力を入れると5〜6mmといったところでしょうか。

踏ん張れば1.5mmの線?も引けましたw

細さも、気合い次第といった感じですね(笑)


筆圧が強く、グリグリ使いたい私としては、やはり筆ペンは向いていません。

ご覧の通り、字も下手ですのでwww


でも筆ペンはいいんです‼️

私の中で、特別枠なのです‼️





さて色味なのですが。

かなり黄色味が強いです。

むしろ黄色すら通り越して、緑がかって見えます。

ギラッとしたメタリック感はないですが、キラキラ感は結構頑張ってます!

メタル色の水彩絵の具のようなキラキラです。

インクは基本的には水性ですが、乾くと耐水性になるようです。

字がお上手な方は、これでカッコいいお手紙が書けそうですね!



  エントリーナンバー④

  ぺんてる筆 金の穂

  まとめ

  • 色:黄色味の強い、緑がかったゴールド

  • メタリック感:★★★☆☆(キラキラを評価)

  • ペン先太さ:筆圧次第

  • ペンタイプ:筆ペン。水性。透明感があるが、インクが乾くと耐水性に。

  • 値段:定価500円(税抜)

  • 備考:日本製の良さを感じられる一品




 

エントリーナンバー⑤

ZEBRA マッキーペイントマーカー



さてさて、最後はゼブラのマッキーさん。

みなさん、マッキーの油性ペンには、1度はお世話になったことがあるのではないでしょうか?

太マッキーと細マッキーは、日本の定番ですよね!

少なくとも、私はそう思っています😂


こちらのゴールドの色味も、太いタイプと細いタイプのペンが存在します。

今回はもちろん、細字タイプで比較していきます。






ペン先は、細タイプと極細タイプの両頭仕様。

これだけで、不思議とお得感がありますよね(笑)

しかしながら、細タイプのペン先は、三菱やステッドラーよりも大きいです。

果たしてこれを『細い』と表現して良いものか、ここまでたくさん比較をしてくると、ちょっと分からなくなってきます😱


しかしながら極細くんは結構頑張ってますね‼️

ちなみにこちらは開封したてなので綺麗ですが、使っている内に、極細のペン先も真っ金金になってきます。

そして極細ですが、先端に切れ込みが縦に何本か入っているので、筆圧を加えると少しばかり先が割れる形となり、そこからインクが滲んでくるシステムのようです。

よく出来ていますね!




ペン先の太さは、私が測った限り、『細』で1.5mm、『極細』で0.7mm程でした。


ちなみに使っている内に、やはりペン先は太くなっていってしまいます

『細』で2mm強、『極細』で1mmくらいには成長します

ペンも大人になるんですね...😂

(ちなみに公式ですと、『細』タイプは1.2mmだと主張(笑)しています。)


しかしながら、ペイントマーカーで1mmを切る細さは、なかなかのものですよね‼️





それでは、肝心のメタル感と色味を見ていきましょう。

メタル感はかなりいいです‼️

開封したてのマッキーさんは、特にギラッギラです!

クライロンさんといい勝負です!

インクの質としては、クライロンの方がこってり、マッキーはあっさり、といったところでしょうか。

クライロンのように赤味がかった色味はありません。

黄色よりの、きちんとゴールドの色味を発揮してくれています。



写真でも、クライロンとマッキーを比較してみましょう。

画像ではちょっと分かりづらいですが、クライロンの赤味がかった感じ、マッキーの黄味よりの感じがお分かりいただけるかと思います。

しかしながら、どちらもきちんとゴールド枠に収まっていますね。

メタル感も、ほぼほぼ同等といって良いと思います。


色味に関しては、好みの問題になってくるかと思いますが、小回りが利くマッキーに方に、私個人の意見としては、軍配が上がるかなと思います。



しかしながら、このマッキーには重大の弱点があるのです...!!




みなさまお気づきでしょうか。

それぞれの左側の紙に描いたのは、使い古しマッキー、右側は新品のマッキーです。

メタル感が明らかに衰えているのが分かります‼️

その衰え方たるや、ギュッと高濃度なメタル感はほぼ消滅し、ぺんてるを少し薄めたようなさらっさら爽やかなキラキラに成り下がっているのです‼️


「たくさん使ったんじゃないの?」とおっしゃる方もいらっしゃるかとは思いますが、そんなに酷使した覚えはないのです...。

むしろ心当たりがあるとしたら、最終使用日から、かなり時間が経っていたということです。

1ヶ月以上は経ってしまったかな、と思うのですが、私としては、この放置プレイがいけなかったのではないかと思っています。

あくまでも私の心象ですので、あまりアテになはらないかもしれませんが、このマッキーを一度開封した暁には、こまめに使ってあげたほうが良さそうです。

そんなに高価なものではありませんが、時が経ってサラッサラになってしまっていると、かなりダウナーです😱

きっとこのマッキーさんったら、極度の寂しがりやさんなのですね...(´・ω・`)ゴミン



しかしながら‼️




最初に登場していたこちらの作品は、何を隠そうマッキーによるもの‼️

なかなか良いメタル感だと思いませんか?

ちなみに、このペンもカチカチ降ってインクを押し出すタイプなので、描いている内にインクは薄まってきます。

そうした際には、インクを押し出し直して描き進めていくのですが、そのインクの濃淡も、なかなか良い味になってくれるのです。


色味としては、クライロンの方が個人的には好みですが、このマッキーのさっぱりしたゴールドも、今となってはとても気に入っています。




  エントリーナンバー⑤

  ZEBRA マッキーペイントマーカー

  まとめ

  • 色:黄色よりのさっぱりゴールド

  • メタリック感:★★★★☆(衰えやすいところを加味)

  • ペン先太さ:細1.5〜2mm、極細0.7〜1mm

  • ペンタイプ:両頭。押してインクを出すタイプ。油性。耐水性。不透明。

  • 値段:定価230円(税抜)

  • 備考:トータルバランス良し‼️放置プレイを避けること




 

まとめ



ゴールドペン比較、いかがでしたか?

改めて分析してみると、とても楽しいものですね❤️


みなさまは、お気に入りのペンは見つかりましたか?

用途によって、ペン達の得意分野があるかと思いますので、是非ぴったりのものを探してみてください✨

私はなるべく間を空けないように、放置プレイ嫌いのマッキーさんで、作品の続きを描いていこうと思います😂





最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました‼️




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© 2017 rie kanai.

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